しかし、時が経つのはあっという間。
ある日突然、もう時間がないことに気が付く、モノを作り販売するという行為は、
自分が背負うしかない事を覚悟できたような瞬間だった。
そこからは、今まで難しく進まなかったジグソーパズルのピースがある時を境に次々に、ハマっていくように物事が順調に進んだ。
ユニークな雑貨を作るためにはどうすれば良いか、「人脈もない」「ノウハウもない」自分がどうやって、アイデアを形にするか、
どうやって、作ったものを商売に結びつけるか、を考えた時に答えを出すのは意外にも簡単だった。
「お店を経営する事」
これがまず一番の近道である事を確信した、そうすればそのお店にモノを置きたいメーカーや作家は集まり、よい関係が自然に生まれる
何よりもお客さんの声を感じ、ひとりよがりな自己満足の商品開発は避けられる、という事は確実に目標に近づけると感じた。
その決断には自信があった。
それがこの会社のはじまりです。
(2011年くらいの事)
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