最初の月の売上は目標以上のものだった。
今思うと、何の宣伝もなしによく売れたような気がする。
もし先祖や自分を生かしてくれている存在のものがあったら感謝したい。
しかし、思ったよりも売れたので、資金繰りや細かい業務が大変だった。
毎日の売上を全て仕入れにまわしても足りなかった。
私はお店にいながら、お店以外の仕事をし生計をたてようと考えていたが、
それも毎日の業務で出来なくなり、そしてお店の魅力に取り付かれていった。
お客さんは、何を喜ぶのか、どんなモノが欲しいのか、自分が思ったようにモノが売れると、今までの仕事では感じた事がないような喜びを感じられた。
まさに、一喜一憂、これが人生の一大事という瞬間を、
妻も私も感じていたような気がする。
(2011年くらいの事)
0コメント